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何をやっても痛みが戻る理由、わかりますか?

 

 

 何をやっても痛みが戻る理由、わかりますか?

 

MSMメソッドが「戻らない体」を目指す理由〜

 

はじめに

 

「マッサージに行くと、その日は楽になる。でも翌日にはまた痛い。」

「整骨院に週2回通っているのに、やめると元に戻ってしまう。」

「湿布を貼り続けて何年も経つけれど、根本的には何も変わっていない気がする。」

こうしたお悩みを抱えている方は、非常に多くいらっしゃいます。

一生懸命ケアをしているのに、なぜか痛みはいつも戻ってくる。

もしかして、自分の体はもう治らないんじゃないか——そう感じて、諦めかけている方もいるかもしれません。

でも、諦めるのはまだ早いです。

 

痛みが戻り続ける理由には、ちゃんとした「からくり」があります。

そしてそのからくりを理解し、正しいアプローチを取れば、体は必ず変わります。今回は「何をやっても痛みが戻る本当の理由」と、MSMメソッドがどのようにその問題を解決するのかをわかりやすくお伝えします。

 

なぜ「その場で楽になる」のに戻ってしまうのか?

 

まず知っておいていただきたいのは、マッサージや電気治療、湿布などの多くは「症状を和らげること」を目的としているということです。

これは決して悪いことではありません。痛みが強い時期に、一時的に楽にしてもらうことは大切なことです。

しかし、「症状を和らげること」と「痛みが再発しない体をつくること」は、まったく別の話です。

例えば、腰が痛い人がマッサージを受けるとします。施術によって緊張していた筋肉が緩み、血流がよくなり、その瞬間は確かに楽になります。

ところが、日常生活に戻ると同じ姿勢・同じ動き方・同じ体の使い方をするわけですから、時間の経過とともに筋肉はまた同じように硬くなり、痛みが戻ってきます。

これはまるで、穴の開いたバケツに水を入れ続けるようなものです。水を注ぐこと(施術)はできていても、穴を塞ぐこと(根本原因へのアプローチ)ができていなければ、いつまでたっても水は溜まりません。

 

痛みが繰り返される「本当の原因」とは?

 

では、その「穴」とは何でしょうか。慢性的な痛みが繰り返される根本原因は、大きく分けて次の3つに集約されます。

 

筋肉のアンバランス

私たちの体には、よく使う筋肉と、あまり使われない筋肉があります。

デスクワークや同じ動作の繰り返し、悪い姿勢などが続くと、特定の筋肉だけが過度に緊張・硬化し、その一方で本来サポートすべき筋肉が眠った状態(機能低下)になります。

この「使いすぎの筋肉」と「使えていない筋肉」のアンバランスが、関節や腰・肩への偏った負担を生み出し、慢性的な痛みの温床となります。

マッサージで硬い筋肉を緩めても、眠っている筋肉を目覚めさせない限り、またすぐに同じ筋肉が酷使され、硬くなってしまうのです。

 

間違った動作パターンの定着

人間の体は非常に賢く、痛みを避けるために無意識に「代償動作」をとります。例えば、腰が痛いから腰をかばって歩く、肩が痛いから反対の肩や首を過剰に使う——こうした動き方が習慣化すると、本来使うべき筋肉が使われないまま、別の部位に負担が集中します。

痛みが取れた後も、この「間違った動作パターン」が体に染み付いていると、また同じ部位が痛くなるか、別の部位に新たな痛みが生まれてしまいます。

 

痛みの「記憶」と脳の過敏化

近年の痛み科学の研究では、慢性的な痛みは体の組織の問題だけでなく、脳や神経系の過敏化(中枢感作)が関与していることが明らかになっています。

長期間痛みが続くと、脳が「この動きは危険だ」「ここは痛いはずだ」という記憶を持つようになり、実際の組織のダメージがなくても痛みを感じやすくなります。

これが、「画像検査では異常がないのに痛い」「少しの動きでひどく痛む」という状態につながります。

 

MSMメソッドが「戻らない体」をつくる3つのステップ

 

MSMメソッドは、上記の根本原因すべてに順番通りアプローチすることで、「戻らない体」を実現する運動療法です。MSMとはそれぞれ以下の3段階を指します。

 

MMobility:モビリティ)〜まず「緩める」〜

最初のステップは、使いすぎて硬くなった筋肉・筋膜を丁寧に緩めることです。

硬くなった筋肉は血流が悪く、柔軟性も低下しています。

この状態でいきなり鍛えようとしても、正しく筋肉が働かず、かえって体に負担をかけてしまいます。

まずは筋膜リリースや徒手療法によって、過緊張している筋肉の緊張を解放し、関節の可動域を正常に近づけます。

「緩める」ことは痛みを取るためだけでなく、次のステップの土台をつくるために不可欠なプロセスです。

 

SStability:スタビリティ)〜次に「安定させる」〜

筋肉が緩んだら、今度は眠っていた筋肉を目覚めさせます。特に重要なのは、体幹深部のインナーマッスルや、臀筋・肩甲骨周りの筋肉など、姿勢や動作の安定性を担う筋肉群です。

これらの筋肉は、意識しないとなかなか使えるようになりません。

MSMメソッドでは、特定の筋肉を単独で活性化させる専門的なエクササイズを用いて、一つひとつの筋肉を「使える状態」に戻していきます。

 

MMovement:ムーブメント)〜最後に「動作を取り戻す」〜

最終ステップは、緩めて安定させた筋肉を実際の日常動作に結びつけることです。

歩く・立ち上がる・物を持つ・振り返るといった複合的な動きの中で、正しい筋肉が正しいタイミングで使われるよう、動作パターンを再学習します。

この段階を経てはじめて、「施術が終わった後も体が変わり続ける」状態が生まれます。日常生活の中で自然と正しい動き方ができるようになるため、再び同じ部位に負担が集中しにくくなります。

 

「順番」が大事な理由

MSMメソッドの特徴は、この3つのステップを必ず順番通りに行うことにあります。

緩める前に鍛えようとしても、硬い筋肉は正しく動きません。安定性を作る前に複合動作をやっても、代償動作が出てしまいます。この順番を飛ばすことが、多くのセルフケアや施術が「効果が続かない」理由の一つです。

ゆっくりと、丁寧に、一段一段積み上げていく。この地道なプロセスが、「何年もかけてできてしまった痛みの習慣」を根本から変えていくことにつながります。

 

まとめ

 

何をやっても痛みが戻る理由、それは「症状を取ること」と「根本原因を解消すること」が別物だからです。

筋肉のアンバランス・間違った動作パターン・脳の過敏化——これらが解消されない限り、痛みは繰り返されます。

MSMメソッドは、Mobility(緩める)→ Stability(安定させる)→ Movement(動作を取り戻す)という3段階のステップで、痛みの根本にアプローチします。

時間はかかるかもしれませんが、正しい順番で体に向き合うことが、「もう痛みに振り回されない体」への確かな道です。

諦めずに、一緒に取り組んでいきましょう。

 

恵比寿整体 nature(ナチュレ)

東京都渋谷区恵比寿3-39-7 ラフィネ201