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「正しい姿勢」が腰を壊す?整体師26年が教えるNG座り方と本当に正しい姿勢

 

 

「正しい姿勢」が腰を壊す?整体師26年が教えるNG座り方と本当に正し姿勢

 

 

 姿勢に気をつけている人ほど危ない

 

「姿勢には気をつけています!」とおっしゃるお客様ほど、実は注意が必要です。

 

これは26年間、整体師として多くの方を診てきた中で感じていることです。姿勢を意識している方が必ずしも腰に良い座り方をしているわけではなく、むしろ「正しいと思ってやっていることが腰の負担になっている」ケースが非常に多いのです。

 

今回は、整体師の目線から見た「NG座り方」と「本当に正しい座り方」についてお伝えします。自分では気づいていない悪習慣があるかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

 

 NG座り方 その1|背もたれにもたれながら骨盤を立てる。

 

最も多くの方がやってしまっているNGが、これです。

 

「骨盤を立てて座りなさい」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。確かに骨盤を立てること自体は正しい考え方です。問題は「どうやって立てるか」です。

 

背もたれにもたれた状態で骨盤を立てようとすると、腰椎(腰の骨)が過剰に反った状態になります。これにより腰椎の後ろ側の関節(椎間関節)に強い圧力がかかり続けます。また、腰まわりの筋肉が常に緊張状態に置かれるため、長時間座っていると疲労が蓄積しやすくなります。

 

「正しい姿勢を意識しているのになぜか腰が痛い」とおっしゃる方に、このパターンが非常に多いです。

 

 

 

 NG座り方 その2|脚を組む

 

脚を組む習慣がある方はとても多いですが、これも腰にとっては大きな負担になります。

 

脚を組むと骨盤が左右どちらかに傾き、腰椎もそれに合わせて歪んだ状態になります。さらに「いつも同じ側で組む」という方は、骨盤の傾きが習慣化してしまっている可能性があります。

 

「脚を組まないと落ち着かない」という方は、すでに体がその歪んだ姿勢に慣れてしまっているサインかもしれません。組んだ側と反対の腰まわりに負担がかかりやすく、「いつも片側だけ腰が痛い」という方の多くに、この習慣が見られます。

 

 

 

 NG座り方 その3|浅く腰かけて背中を丸める

 

椅子に浅く腰かけ、背中を丸めた「猫背」の状態で座るのも腰には良くありません。

 

この姿勢では骨盤が後ろに傾き(骨盤後傾)、腰椎の自然なS字カーブが失われます。椎間板への圧力が高まり、特に腰椎の下部(L4-L5L5-S1)に大きな負担がかかります。長時間この姿勢を続けると、椎間板ヘルニアのリスクも高まります。

 

スマートフォンを使いながら座っている時、電車の中で座っている時——気づかないうちにこの姿勢になっていることが多いので注意が必要です。

 

 

 

本当に正しい座り方とは

 

では、腰に負担をかけない「正しい座り方」とはどんな姿勢でしょうか。

 

ポイントは3つです。

 

**1. 骨盤を「立てる」のではなく「ゆだねる」**

 

骨盤を意識的に立てようとすると、筋肉が緊張してしまいます。正しい座り方は力を入れることではなく、坐骨(お尻の骨の出っ張り)が均等に椅子に当たるよう、自然に骨盤をニュートラルな位置に置くことです。

 

骨盤の位置を確認するには、一度思い切り骨盤を前に傾けてから(反り腰の状態)、次に後ろに傾けて(猫背の状態)、その中間点を探すと良いです。その中間点が「ニュートラルポジション」です。

 

**2. 足の裏全体を床につける**

 

足が宙に浮いていたり、つま先だけが床についている状態は体の安定性を損ないます。足の裏全体を床につけ、膝が90度になる高さに椅子を調整しましょう。

 

**3. 長時間同じ姿勢を続けない**

 

どんなに正しい姿勢であっても、同じ姿勢を長時間続けることは腰への負担になります。3040分に一度は立ち上がり、軽く体を動かす習慣をつけることが大切です。

 

 

 

 椅子の選び方も重要

 

座り方だけでなく、椅子の選び方も腰痛に大きく影響します。

 

**座面の高さ**:膝が約90度になる高さが理想です。低すぎると股関節が圧迫され、高すぎると足が宙に浮きます。

 

**座面の硬さ**:柔らかすぎる座面は骨盤が沈み込んで傾きやすくなります。ある程度の硬さがある座面のほうが骨盤を安定させやすいです。

 

**背もたれ**:腰椎のS字カーブをサポートするランバーサポートがある椅子は腰への負担を軽減します。ただし、背もたれに完全にもたれるのではなく、あくまで「サポート」として使う程度に留めましょう。

 

 

 

 デスクワーク中にできる腰のセルフケア

 

長時間のデスクワーク中に取り入れられる、簡単なセルフケアをご紹介します。

 

**骨盤の前後運動(1分)**

椅子に座ったまま、骨盤をゆっくり前後に動かします。前に傾けて(反り腰)、後ろに傾けて(猫背)、を繰り返す。これだけで腰まわりの血流が改善し、筋肉のこわばりが緩みやすくなります。

 

**股関節のストレッチ(1分)**

椅子に浅く座り、片足を反対の膝の上に乗せます(4の字)。上体をゆっくり前に傾けながら、お尻の外側が伸びるのを感じてください。左右各30秒。

 

**立ち上がり深呼吸(30秒)**

3040分ごとに立ち上がり、大きく深呼吸を3回。胸を開きながら背伸びをするだけで、腰まわりへの血流が改善します。

 

 

 

まとめ

 

今回のポイントをまとめます。

 

「正しい姿勢を意識している」ことが、必ずしも腰に良いとは限りません。骨盤を立てようとする過剰な意識、脚を組む習慣、猫背での座り方——これらが腰への慢性的な負担になっているケースが非常に多いです。正しい座り方のポイントは「力を入れる」のではなく「ニュートラルな位置に自然に置く」という感覚です。

 

次回は「今夜からできる腰痛リセット法」として、たった1分で腰への負担をゼロにするポジションをご紹介します。

 

 

 

**白金・恵比寿整体nature**

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